LSI事業

アナログ・デジタルの回路設計からレイアウト設計、評価・解析、EOL品再開発まで一貫して対応しています。
特にメモリ周辺回路において豊富な実績を有し、多様なLSI開発プロジェクトを支援しています。

構想を仕様へ、仕様を設計へ、
設計を確かな品質

回路設計

メモリ周辺回路を中心に、アナログ・デジタル双方で上流設計から検証、
レイアウトとの連携まで一貫して最適設計を行う技術体制を備えています

アレックスLSI株式会社は、アナログ回路・デジタル回路の双方に対応した回路設計を中核事業としています。
特に、メモリ周辺回路や電源回路、信号処理回路など、LSIデバイスに不可欠なアナログ領域を中心に、数多くの設計実績を積み重ねてきました。

私たちの回路設計は、お客様から提示された要望をそのまま形にする「作業としての設計」ではありません。用途や使用環境、量産時の安定性、将来の拡張性までを見据えたうえで、要求内容を整理し、最適な仕様へと落とし込むところから設計を行います。そのため、設計の初期段階からお客様と密にすり合わせを行い、「どのような性能が本当に必要なのか」「どこに安全マージンを持たせるべきか」といった点まで踏み込んだ検討を重ねていきます。

  1. 01

    ヒアリングと要望の把握

    お客様からいただく要求や仕様条件を丁寧にヒアリングし、必要な機能・性能・制約を明確化します。初期段階で方向性を共有し、最適な提案へつなげることで、後工程に向けた精度の高い設計プロセスを構築します。

  2. 02

    仕様と計画の検討

    ヒアリング内容を基に、技術的成立性の確認、性能要件の整理、設計方針の策定を行います。消費電力・面積・速度を多角的に評価し、設計指針を明確にすることで、手戻りを抑えた効率的な設計工程を実現します。

  3. 03

    ブロック設計とTop検証

    仕様に沿って各種アナログ/デジタル回路を設計、Topレベルでの統合検証により妥当性を確認。
    シミュレーションや検証で性能・機能・安定性を評価し、設計・検証報告書を作成してデータを整えます。

  4. 04

    レイアウトと最終設計

    レイアウトに必要な制約条件や配置・配線方針を整理し、最終設計に向けて統合的に展開します。
    仕様書と指示書を一体化することで設計意図を正確に反映し、品質確保と開発効率の両立を実現します。

製品分野
特長
テクノロジー
設計・検証回路
SRAM
高速
0.35u
基本回路、メモリセル・アレイ、電源、ドライバ、I/O
Flash
低消費電力
55n
基基本回路、レベルシフト、オシレータ、チャージポンプ、検波器、LDO、パワースイッチ、センスアンプ
Flash
低消費電力
40n
同上
Flash
高速
1×n
基本回路、データバス回路
RRAM
低電圧
90n
基本回路、チャージポンプ、パワースイッチ、センスアンプ
通信
外乱抑圧
0.5u
基本回路、検波器、波形成形、フィルタ回路
イメージセンサ
低消費電力
-
基本回路、PLL(verilog記述による検証含む)
FPGA
高速
-
フレーム制御、ルート制御、I/F

LAYOUT

LSIレイアウト

メモリLSI周辺回路のレイアウトに多くの実績があり、基本ブロックから高度デバイス処理を伴う
複雑な回路まで、幅広い要求に確実に対応できる体制を整えています。

回路として設計されたデータを、実際の半導体チップ上に配置していく工程がレイアウト設計です。アレックスLSIでは、セル設計からトップレベルの検証まで、LSIレイアウト工程を一貫して対応しています。

レイアウト設計は、単に回路を「配置する作業」ではありません。電気的な特性、ノイズの影響、発熱、信号の流れなど、半導体特有の複雑な条件をすべて考慮しながら、ミクロン単位の精度で設計を行う高度な技術分野です。わずかな配置の違いが、性能や安定性、最終的な製品品質に大きく影響するため、極めて慎重な設計が求められます。

また、開発の途中で仕様変更が発生することも少なくありません。アレックスLSIでは、そうした変更に対しても手戻りを最小限に抑えられる業務フローを構築しており、スピードと品質の両立を実現しています。

回路設計とレイアウト設計を同一体制で行っているからこそ、設計意図のズレが生じにくく、結果として高品質なLSI設計につながっています。
この「設計から配置までを一貫して担える体制」こそが、アレックスLSIの大きな強みの一つです。

OTHER

評価・解析 /
EOL再開発・デバイス開発

不良要因を工程レベルで突き止め、
量産安定とデバイス信頼性の向上を確実に支援します。

アレックスLSIでは、試作段階のデバイスや既存製品に対して、電気特性評価・動作検証・故障解析までを一貫して行っています。
電圧・電流・波形といった基本的な電気特性の測定に加え、しきい値異常やリーク現象など、製品の信頼性に直結する特異性の抽出まで踏み込んだ解析を行います。

異常が見つかった場合には、「なぜその現象が起きたのか」「どの工程に原因があるのか」という故障モードの推定や原因箇所の特定を行い、再発防止につながる改善提案までを一連の業務として対応しています。単なる測定業務にとどまらず、製品の品質向上・歩留まり向上に直接貢献する解析を行っている点が特長です。

また、生産終了となったEOL品の再開発や、お客様専用のカスタムデバイス開発にも対応しています。既存製品を解析し、現行の製造技術に適した回路へ再設計することで、「もう手に入らない部品を、再び使える形へと戻す」ことも可能にしています。

設計・レイアウト・評価を一貫して担える体制があるからこそ、再開発やカスタム対応といった高度な技術案件にも柔軟に対応できる。それが、アレックスLSIの評価・解析およびデバイス開発事業です。

  • 故障解析

    回路シミュレーションによる故障モード解析
    ・回路動作期待値との照合
    ・AC/DC特性の定量評価
    シミュレーションと実測を組み合わせ、
    異常の根本要因を技術的に解明します。

  • 特性テスト

    電流・電圧・波形・画像データなど、
    多角的な評価によって特性異常を高精度に捉えます。

  • その他
    量産・検証サポート

    動作検証、製品の工場投入支援、量産立ち上げフォローなど、実務プロセスまで包括的にサポートします。